医療ジャーナリスト・エリーのブログ

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専業主婦は社会を支えているということ

5月5日に配信されたマネーポストWEBが「働く女性の声を受け『無職の専業主婦』の年金半額案も検討される」という記事。年金制度の第3号被保険者について検討するべき話が「無職専業主婦VS働く女性」という表現に疑問が上がっていますね。

 
 
 
 
 
この記事で私が特に気になるのは、専業主婦に無職とつけたこと。
「無職の専業主婦」という表現。。。私はそうは思いません。
私は、専業主婦は立派な職業の一つだと思います。で…専業主婦の友人に聞いたところ、


 
小学5年生と3年生の子供がいる専業主婦の友人の生活パターンはというと…

1日睡眠は平均6−7時間
  ↓
朝6時に起きて朝食作り
家族が出かける準備を手伝ったり、
8時には家族全員出かけ、
  ↓
掃除、洗濯
  ↓
11時過ぎにランチでようやく一息ついて、
  ↓
日によっては、クリーニングや銀行などの雑務をこなし、
子供が帰宅する前にご飯の買い出しなど、
  ↓
午後3時以降は、子供の習い事や送り迎え
  ↓
5-6時には夕食作り
夕食、団らん
8時くらいまでに夕食の片付け
  ↓
寝るまでは子供や旦那さんのお世話
 
 
12時には寝るようにしているそうですが時には遅くなることもあるそうです。
 
 
 
ざっと家事は最低でも1日6時間はしてるかなと話す友人。
子供の世話は終わりがないし。。。学校に行っている時間を差し引いいても15時間くらいは子供と一緒にいることになりますね。
 
 
友人は専業主婦の1例ですが、これを給与として25日として換算してみると
一般的な家事代行の平均時給は、2017年7月のindeed調査によると1,185円。
家事6時間×1,185×25=177,750円
ベビーシッターは、派遣会社によって差があると思いますが、私が過去に頼んだことがある会社は、子供1人なら30分1250円、子供が一人増えると1.5倍。この料金で計算すると子供2人なら1時間で3,750円
ベビーシッター15時間×3,750×25=1,406,250円
 
 
びっくりー!!!!
専業主婦の仕事を給与に換算したら1ヶ月に百万円超です!
 
 
 
 
 
この専業主婦の家事労働は、社会を支える大きなチカラの一つ。私は、家事はほんとに手抜きだし、子供の学校のことも率先して引き受けてくれる専業主婦のママのおかげで私のような学校になかなか行けない母は助けられていると思います。
 
 
 
 
 
 
もちろん、私のように働く女性も社会には必要。
結局は、いろんな女性がいて社会は成り立つということ。立場が違う女性同士、尊敬、感謝を持ちたいですね。