医療ジャーナリスト・エリーのブログ

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患者の権利

 

 

 

GW中、いかがお過ごしですか?

今年のGWは10連休、長い休みには体調を崩すこともありますね。

 

 

多くの医療機関は休みですが、急を要すれば各地の休日診療を利用することをお勧めします。

こちらの休日診療(休日夜間当番医) - メディカルiタウン では、全国の休日診療が検索できます。こういった有用なサイトは助かりますね。

 

 

また、GW中も休診せずに営業しているというポテンシャルの高いドクターもいると思いますので、インフルエンザB型が一部流行との情報もありますので体調不良は早めの対処をしてくださいね。

 

 

しかし一つ注意をしていただきたいのが、休日診療は「夜間休日等加算料」という料金が加算されます。いつもと同じ病院、薬局、同じ薬でも診察料は少し高くなります。

 

 

それから...薬剤師として働く中で常々思うことは、

「患者さんには医師に希望を言う権利がある」

ということ。

 

 

そして多くの患者さんは、

「その権利を主張していない」

といこと。

 

 

例えば薬に関してですが、

患者さんは、希望を医師に希望を言うべきだと思います。

本来は、医師がどういった薬を処方するかその詳細を患者さんに伝える義務があると思うのですが、残念ながらその義務を怠っている医師が多いのも事実。

 

 

医療費は患者さんには「負担額」が発生し、当然ですが残りは保険から支払われます。

患者さんによっては、

「お金は問題じゃない、先生が処方する薬ならなんでもありがたくいただきます」

という人もいれば、

一方では、

「医療といえども効果が同じなら安価な薬がいい」

という人もいます。

 

 

薬の値段は様々、特に風邪などの誰もがかかりうる急性疾患で使用頻度が高い薬、例えば、

抗生物質

抗ウィルス薬

抗アレルギー薬

点鼻薬

目薬

などは多くの製薬会社からいくつもの薬が製造発売されていて、安価なものから高価なものまであります。

 

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1錠あたりの単価が高い薬は当然ながら窓口負担が高くなります。

診察の際に「安価な薬でお願いします」と患者さんが希望を言えるようにすべきだと私は思います。

 

 

同じ病気の治療でも薬によって窓口負担が数千円異なるといったケースもあり、多くの患者さんは薬局で薬を受け取るときに初めて負担額を知るので時には、

「高すぎる!」

と言い出す患者さんもいます。

 

 

私のブログを読んでくださった皆様は、ぜひ診察の時に医師にご自分の希望を伝えて下さい。私は、医療機関を風邪や花粉症で受診するときは医師に

「先生、安い薬でお願いします」

と言っています。

 

 

そういった患者の希望を考慮できない医師は信用できません。

どうしても高価な薬が必要な時は、信頼できる医師ならきちんとその必要性を説明してくれます。

 

 

患者さんは、「診察していただく」という受け身な傾向にありますが、これからの時代は、「患者さんが医師を選ぶ時代」「医療を選ぶ時代」だと思います。

 

 

残りのGWも楽しく健康にお過ごしください。

 

 

 

 



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